悲しんでる人にかける言葉『気持ち分かるよ』は違うと思う。
生きていく中で
苦しみとか悲しみとか
そうゆうものって絶対的にまとわりついてくるもので
中にはその悲しみや苦しみがトラウマになってしまうほど重く、強力なものだって降りかかってきたりする。
友人や大切な人がその悲しみに暮れているとき
あなたはどのような言葉をかけますか?
どのように救ってあげますか?
ドラマや、漫画や、中には日常の中でこんな言葉聞いたことありませんか?
『気持ちすごく分かるよ』
『私も似たような経験したことあるし気持ちわかるよ』と言葉をかける。
僕はこの気持ちわかるよって言葉は間違ってると思うのです。
だって分かるわけないのだから。
あなたが例え似た経験をしていたとしてもそれは似ている経験なだけで、その相手の悲しみと同等のものではない。
例えば同じ種類の悲しみでも、
あなたは次の日に切り替えられたかもしれないが、その人は一ヶ月間立ち直れないほどの悲しみかもしれない。
王道の返答『あなたに何が分かるのよ!』という返しがある通り
人の悲しみは心から分かりきる、理解しきることなんて出来ない。
言葉は少し悪くなってしまうが、
悲しみに暮れている人に、100%思ってもない言葉をかけるのは本当の救済じゃないと思うし、心にも刺さらない。
じゃあどうしたらいいのか?
それはシンプルで、寄り添って話を聞いてあげること
とことん話しを聞いてあげることだ。
人の気持ちはわかりきれなくても人の気持ちに寄り添うことはできる。
話しを聞いてあげることで心は和らぐし、落ち着いて判断できるようになる。
それが悲しんでいる人にしてあげる最大の救済。
戦うときはいつだって一人。悲しみから立ち上がるのも自分自身。
それを乗り切るからまた一つ成長できるし、学べる。
その大切な人の"壁"に力を貸す時、中途半端はいらない
だから上記の方法が、本当の相手のためでもあり、力強く背中を押せると思う。
言葉の受け取り方、感情の受け取り方
それぞれみんな違うし難しい。
でも100%じゃない言葉は僕は要らないと考える。
中途半端に吐いた言葉で相手を傷つけたりするのはもっと愚かだ。
一度吐いた言葉は戻らないし、相手には抜けない矢のように刺さる。
だから尚更、弱っている悲しんでる人には、言葉を気をつけなければならない。
あなたなりの100%を相手に捧げてあげるのが一番の正解であり、相手のためです。